うさぎがかかりやすい病気とは?症状のサインと予防方法をご紹介します

うさぎは病気を隠す動物と言われています。

そのため飼い主さんがうさぎの病状のサインに気づいてあげることが、

病気の早期発見の鍵となります。

こちらでは、うさぎがかかりやすい病状のサインと予防の方法をご紹介します。

うさぎは病気にかかりやすい動物です!

個体差はありますが、うさぎは病気にかかりやすい動物です。

そして、やっかいなことに、うさぎはその苦しみを表に出すことはほとんどありません。

うさぎが病気を隠す動物と言われる理由は、野生では補食される立場にあるため、

弱っている姿を見せると狙われるという点からです。

また、うさぎは声帯が退化しているため、

犬や猫のように鳴いて知らせることがないということが基本的にはできません。

そのため、飼い主さんが日々の変化や異変を察してあげることが、

うさぎを飼ううえで非常に重要となってきます。

うさぎの代表的な病気の症状とサイン

うさぎがかかりやすい病気は多岐にわたります。

こちらでは、うさ飼いさんに是非覚えておいていただきたい、

代表的な病気とそのサインをご紹介します。

◆スナッフル

スナッフルとは、くしゃみや鼻水などの総称です。

原因はパスツレラ菌による感染症やハウスダストによるアレルギーと言われますが、

これはどのうさぎ体内に所有しており、免疫が低下することで発症したりします。

また、チモシー(乾燥した牧草)やペレットの粉でくしゃみをするうさぎもいます。

連続したくしゃみ、鼻水や涙を伴うくしゃみをしている場合は、

すぐに動物病院で診てもらうことをお勧めします。

例え鼻水が出ていないように見えても、くしゃみをしたあとに前足で顔を拭っている場合、

鼻水が出ている可能性があります。

前足が涙や鼻水でごわごわしていないか確認してみてください。

◆ソアホック

ソアホックとは足の裏の炎症の総称です。

足の裏の毛が抜けることで赤くなったり、潰瘍(タコのようなもの)ができたりします。

主な原因はダニなどの感染症や肥満による足への負担ですが、

短毛の品種にも起こりやすい病気です。

走ることが少なくなったり、足の裏をしきりに舐めて気にしている場合は、

炎症で痛みが生じている可能性がありますので、

すぐに動物病院で診てもらうことをお勧めします。

◆不正咬合(ふせいこうごう)

不正咬合とは歯が伸びることで上下の歯の噛み合わせのバランスが崩れた状態です。

うさぎの歯は常生歯といって、一ヶ月に数ミリという単位で一生伸びつづけますが、

通常であれば主に硬くて乾燥した牧草(チモシー)を食べることで歯を磨り減らし、

バランスの良い噛み合わせを保つことができます。

しかし、先天的な骨格や牧草嫌いなどの偏食で歯が磨り減らせない場合に、

伸びた歯で顎や舌を傷つけてしまうことがあります。

硬い牧草やペレットを急に食べなくなるなどの変化が見られたら、

口の中に炎症が原因で食べられない可能性があります。

◆毛球症(もうきゅうしょう)

毛球症とは、うさぎがグルーミング(自分で舐める毛繕い)をすることで、

体内に取り込まれた毛が胃や腸で固まって詰まる病気です。

症状としてはうずくまったり、食欲不振になったり、排泄物の異常が見られます。

排泄物の異常とは、普段は丸いうさぎのうんちが毛でぎっしり絡まっていたり、

3つも4つも数珠のようにうさぎの毛繋がっている状態です。

うさぎは胃腸の機能が低下すると、すぐに命の危険に直結する動物です。

一刻を争う自体が多い病気ですので、迷わず病院へ行くことをお勧めします。

うさぎのかかりやすい病気、どうしたら予防できるの?

うさぎがかかりやすい病気の原因は、体質や遺伝などの影響の可能性もありますが、

飼い主さんの努力で予防できることもたくさんあります。

こちらでは日常的に行える予防方法をご紹介します。

◆スナッフルの予防方法

一番の予防は、部屋の室温と湿度を保ち、換気をすることです。

ただし、花粉の季節や家の外の空気が新鮮ではない場合は、

換気ではなく空気清浄機がお勧めです。

そして、うさぎの近くでは空気が舞う掃除機は使用せず、うさぎを移動させるか、

できるだけ雑巾やコロコロなどの掃除道具を使用しましょう。

チモシーの粉でくしゃみが出る場合はアレルギー対策用のチモシーも販売されていますので、

利用してみるのもいいと思います。

◆ソアホックの予防方法

うさんぽ(うさぎが散歩にいくこと)に行った後は、

うさぎの体にダニがついていることがあります。

うさぎが体を舐めても安心なハーブなどのスプレーが市販でありますので、

足の裏を衛生的に保つことを心がけましょう。

また、肥満や大型な体型による足への負担が原因の場合は、

柔らかい素材のカーペットを敷くことをお勧めします。

特にフローリングはソアホックになりやすいので注意が必要です。

◆不正咬合の予防方法

一般的にうさぎは半年~1歳で大人になります。

成長が著しく、ペレットが主食だった幼少期とは異なり、チモシーが主食となります。

この硬くて乾燥したチモシーを食べることで、うさぎの歯は削れます

逆をいえば、チモシーを食べなければ歯は削れず伸び続けます

残念ながら、大人になってもチモシーが苦手といううさぎも珍しくなく、

飼い主さんは、つい野菜やペレットを多めにあげてしまいがちになります。

(牧草より味が濃く、うさぎも喜んで食べますので・・・)

ですが、一見硬そうに見える野菜やペレットもチモシーほどは硬くないため、

それほど歯を削らないということを認識しておきましょう。

◆毛球症の予防方法

うさぎは大きく分けて年に4回換毛(毛が生え替わること)します。

毛球症は、うさぎが自分の体を舐めてグルーミング(毛繕い)するため、

自分の毛を飲み込むことで胃や腸に毛が溜まってしまい詰まる病気です。

まずは飼い主さんがうさぎをこまめにブラッシングをして、

うさぎ自身が舐めて体内に取り込む毛を減らすことが重要です。

そのうえで便秘にならないよう水分をよく摂らせましょう。

日頃から水分の摂取量が少ない場合は、野菜などで補うのもひとつの方法です。

うさぎの健康のためにできること

いかがでしたでしょうか。

補食動物のために弱点を見せないうさぎ、

声帯が退化しているために鳴いて知らせないうさぎ、

しかしそんな繊細なうさぎも毎日一緒に過ごすことで、

飼い主さんになにかしら不調のサインを出している可能性があります。

(うさぎは自分に愛情を注ぎ、守ってくれるみなさまの存在を認識しています)

日々うさぎのしぐさや表情を観察することで、みなさまの愛兎の健康を守れますように。

この記事の執筆者

名  前:森山明音

自己紹介:うさぎとの日常を満喫中。

愛兎のそばで執筆する時間がなによりの至福です。

趣味はうさぎ雑貨を集めること。

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